EverGene（エバージーン） - DearGene（ディアジーン） -

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検査結果の信頼性について

DNA解析の信頼性（分析の質の担保、分析的妥当性）

DNAの解析は、米国のアフィメトリクス社の装置を使用して、タカラバイオ社で行っています。

アフィメトリクス社 は、DNAマイクロアレイ解析におけるGeneChip方式（高密度オリゴヌクレオチドアレイ方式）を開発した会社で、アフィメトリクス社の装置はジェネシスヘルスケア社など国内外の研究機関で採用されています。

一方、タカラバイオ社 は、酒類製造メーカー宝酒造などを傘下にもつ宝ホールディングスのバイオテクノロジー関連企業です。アジア最大級のゲノム解析施設を持っていて、ヒトゲノム解析や遺伝子工学実験など、多彩な研究受託サービスを展開しています。バイオ系の学生や研究者なら知らない人はいない企業で、品質管理、実績とも国内有数の水準です。

リスク判定の信頼性（科学的根拠、臨床的妥当性）

スタージェン社（日本）の鎌谷直之氏 と共同で開発したオリジナルのマイクロアレイを用いたDNA解析結果から、鎌谷氏が開発した算出ロジックで判定します。ちなみに、鎌谷氏は、理化学研究所の元ゲノム医科学研究センター長で、Nature、Nature Geneticsに掲載された34論文を含む600以上の英文論文を発表している、遺伝統計学の権威だそうです。

他社同様、根拠論文を研究対象人種（日本人、東アジア人、欧米人）で優先度をつけ、研究の規模、SNPと表現型（疾患や体質などの特徴）との関連性の強さ、遺伝型の頻度（日本人集団の中で、どれだけの人がその遺伝型を持っているか）等をもとに、信頼性をランク分けしています。

リスク判定の解析ロジックは、以下のページで紹介されておりますので、統計学に興味のある方は、ご覧になると面白いかもしれません。
DearGene 解析ロジックについて

情報保護の信頼性

解析委託先であるタカラバイオ社へは、試料を匿名化した状態で提供しているため、解析委託先では、個人の特定ができません。

また、各団体が出しているガイドライン、法令

• 経済産業省：「経済産業分野のうち個人遺伝情報を用いた事業分野における個人情報ガイドライン」
• NPO 個人遺伝情報取扱協議会：「個人遺伝情報を取扱う企業が遵守すべき自主基準（個人遺伝情報取扱事業者自主基準）」
• 医療法、医師法、医薬品医療品機器等法、景品表示法、その他関係法令

にのっとって、運営しています。

なお、遺伝情報は個人が特定できないよう匿名化された上で、統計情報として、親会社であるエムティーアイ社や国内外の研究機関に提供されることがあります。

2016年6月1日、NPO法人 個人遺伝情報取扱協議会が定めるCPIGI認定 を取得しました。

倫理審査委員会等の設置状況

5名以上の外部有識者からなる倫理委員会を設置し、遺伝子検査事業のあり方や方向性、社会へ与える影響などを、継続的に検討しています。

検査実施後のケアについて

検査結果の確認方法

【Webで確認】
サイトのマイページで検査結果、疾患発症の統計的可能性、予防アドバイスが確認可能です。
ただし、解析結果等を閲覧できる期間は、原則として、解析結果等が出た日から1年間だけです。

検査結果の更新性

【あり】
新たな知見が得られた場合には解析結果が更新され、サイトのマイページで確認可能です。

検査結果に基づくアドバイス

【あり】
生活改善アドバイスは、検査結果とともに、サイトのマイページ上で、確認できます。
親会社のモバイルサービスである「ルナルナ」及び「つくば国際臨床薬理クリニック」と女性固有の疾患、症状、体質に関する共同研究を行っていて、今後どういったサービスが追加されていくのか、期待です。

一方、サイト内で「研究室GQ Lab」というページでまだ信頼できる研究報告が確認できていない遺伝子に関する情報を紹介したり、研究者からの情報提供や一般の方から知りたいことを募ったりもしており、研究機関との距離の近さをうかがわせるユニークな項目があります。

専門家によるカウンセリング

【なし】
DeNAライフサイエンス社やジーンクエスト社のような専門家によるカウンセリングの提供は行っていないようです。

あわせて比べておきたい他社の検査キット

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